薬膳の基本の続きです。
薬膳の基本 三、 五行説
五行説の五は、自然の変化や環境を「木・火・土・金・水」
の五つに分類してとらえたもので、「行」はお互いが関係
していることを意味します。
木をこすり合わせれば火が生まれ、火が燃え尽きると土
になり、土の中には金脈があり、金脈の中には地下水が
生じ、水は木を育てる。
逆に木は土から栄養分を奪い、土は水をせき止め、水は
火を消し、火は金を溶かし、金属は木を切り倒す。
このような自然の摂理は、木=肝、火=心、土=脾、金=肺
水=腎というように、そのまま人体に置き換えて考えてできる
のです。
薬膳の基本 四、 五味五性
五行説と関連して食物の働きを分類したのが「五味」。
肝=酸っぱい味、心=苦い味、脾=甘い味
肺=辛い味、腎=塩辛い味というように、味がそれぞれ
体の部位に作用して働きを補います。
そして「五性」は熱・温・平・涼・寒に分けた食材の特性。
熱性や温性の食材は体を温め、寒性や涼性の素材は
体を冷やします。
冬が旬の食材は温性のものが多く、夏が旬の食材は
涼性のものが多いのは、自然の摂理です。
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次回 発信は、8月14日(土)です。