2010年6月27日日曜日

お詫び

今日これから引越荷物の最終の梱包です。
(ただ今AM2:43)

申し訳ございませんが・・・
漢方で元気!Vol.9は、一週お休みさせて頂きます。

薬膳BAR 花時計は、6月30日(水)に開店です!

皆様のご支援に深く感謝申し上げます。

2010年6月21日月曜日

漢方de元気!Vol.8

発信が遅れて、すみません。
来週引越で、家の中はダンボールで大変な事になっています。(笑)

☆ トピック二十四節気 【 夏至 】 ☆ 

今日は夏至。一年中で一番昼が長く、夜が短いとされる日。
太陽や植物のエネルギーが最も高まる日、ともいわれています。

近年、新しい風習としてこの日に定着しつつあるのが『キャンドルナイト』。
これは“夏至と冬至の夜8時~10時の2時間だけ、電気を消す”というもの。
“1ヶ月に1基ずつ原子力発電所を建設する”という、米ブッシュ大統領の政策に
反対する『カナダの自主停電運動』をヒントに出発した小さなムーブメントは、
多くの文化人や著名人の賛同を集め、世に知られることとなります。
今では、「CO2削減/ライトダウンキャンペーン」とも相まり、環境省の呼びかけに
応じた企業や地域が参加に協力したり、全国各地で催しが開催される程に広がっています。

東京タワーもライトダウンするこの2時間。
明るい光では呼び覚まされなかった五感が研ぎ澄まされ、いつもと同じ行動でも、
また違った感覚を味わえるのではないでしょうか。
私たちに幸せな時間を、地球には小さな休息を。
今宵2時間だけ、電気を消してみませんか?

私も今日この2時間 キャンドルで過ごすつもりです。

ちょっと短い発信で、ごめんなさい。
漢方で元気!Vol.8 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回 発信は、6月26日(土)です。

2010年6月12日土曜日

漢方de元気!Vol.7

=漢方の言葉= その6

五臓の特徴

「五行説」を身体に応用したのが、「五臓」の考え方です。「五臓」は「肝」「心」「脾」
「肺」「腎」という五つの機能系に分けられます。そして「五臓」のそれぞれが、
木 = 肝、火 = 心、土 = 脾、金 = 肺、水 = 腎という対応関係のうえに
成り立っています。 このように五つの臓は、 「五行説」の「木・火・土・金・水」の
特性を備え、相生関係、 相克関係を保ちながら、お互いのバランスを保っています。

「五臓」を知るうえで一つ注意をしたいのは、たとえば「肝」や「心」は、西洋医学でいう
「肝臓」や 「心臓」を、そのまま表した言葉ではないということです。
「肝」には肝臓、 「心」には心臓といった内臓が含まれますが、漢方の「五臓」は
そのような内臓だけを 表すのではなく、そのほかの全身の働きを含めたより
広いとらえ方なのです。

肝(木) 主に「肝臓」の働きと関係があり、血液を貯蔵し、血量を調整します。
また、五臓全体の働きがスムーズに行われるようコントロールします。
自律神経と関係が深く、ストレスの影響を受けやすいという特徴があります。

心(火) 主に「心臓」の働きと関係があり、血液を循環させます。
また生命活動を維持する働きを持っています。
心=「神」ともいわれ、精神活動とも関わりがあります。

脾(土) 西洋医学でいう「脾臓」とは異なり、消化器系、代謝系などを含む働きを
持っています。 特に食べ物を消化し、栄養を吸収します。ここで体内に
取り入れられた栄養分は、 カラダを形成している「気」(カラダを正常に動かす
生命エネルギー)・ 「血」(血液の働き)・ 「水」(血液以外の組織液・体液)の
原料となります。

肺(金) 呼吸器系・消化器系(大腸)・免疫系を含む働きで、西洋医学でいう
「肺」の働きと 関係があるのが特徴です。全身に「気」を巡らせ、不要な気を排出
するなど、 「気」の働きをコントロールします。水分代謝や皮膚とも深い関わりが
あります。

腎(水) 成長・発育・生殖に関する働きがあります。生命力の源でもあり、
生きるために 必要な精気を貯蔵しています。西洋医学でいう「腎臓」の働きと
関係があり、 余分な水分を 排泄します。

~。~。簡単薬膳レシピ。~。~
*****白は気分を落ち着かせる色*****
いかと長いもこしょう炒め(長いもは皮付きのままでもOK!)
材料(二人分)
いか・・・・・・・・・・・・・・・・・1ぱい分(もんごういかがお勧め)
長いも・・・・・・・・・・・・・・・7cm
紹興酒又は、日本酒・・・大さじ11/2
鶏がらスープ(顆粒)・・・小さじ11/2
粗びき黒こしょう・・・・・・小さじ1/3
ごま油・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
作り方
① いかは水気を拭き取り、幅が広めの短冊切りにする。
長いもは皮をよく洗い、皮付きのままいかと同じ大きさに切る。
② フライパンにごま油を入れて中火で熱し、いかをさっと炒める。
紹興酒をふり、長いもも加えて炒め合わせる。
③ スープの素を加え、長いもの表面が半透明になるまで炒め、
こしょうで味をととのえる。
漢方de元気!Vol.7最後まで、お読み頂き有難うございました。

次回発信は、6月19日(土)です。

2010年6月5日土曜日

漢方de元気!Vol.6

皆様のお陰で、ブログニュースレター二ヶ月目に入りました。
ありがとうございます!

=漢方の言葉=その5

五行の特性

古代人が木、火、土、金、水のそれぞれの特性を表しています。

木の特性・・・生長発展、のびやか、円滑、曲げ伸ばし

火の特性・・・炎上、発熱、たちのぼる

土の特性・・・養育、受納、変化

金の特性・・・清涼、清潔、粛清

水の特性・・・寒湿、下行、滋潤

五行説の法則

その1 相生(そうせい)・・・相互に助け合い、促進する。

下の図のように、相生関係には一定の順序があります。木は火を生じ、

火は土を生じ、土は金を生じ、金は水を生ず、水は木を生ず、

というのがその順序です。

その2 相克(そうこく)・・・相互に抑制しコントロールする。

「克」というのは、相手に勝つ、相手を負かすという意味で、この場合は管理する、

抑制するという意味が加わります。下の図のように、

木は土を克し、土は水を克し、水は火を克し、火は金を克し、

金は木を克すという考え方です。

この関係はバランスをとるための正常な関係であるといえます。

~。~。簡単薬膳レシピ~。~。

*****赤は元気が出る色*****

人参のバターソテー

材料(2人分)

人参 1本、バター 大さじ 1、しょうゆ 小さじ1

作り方

①人参は皮をむき、厚さ約8mmの輪切りにする。

鍋に入れ、ひたひたの水を注いで中火にかけ、

柔らかくなるまでゆでる。

②湯をきって鍋に戻し、バターを加えて中火で1分ほど炒め、

しょうゆをからめる。

漢方de元気!Vol.6 最後まで、お読み頂き有難うございました。

次回発信は、6月12日(土)です