2011年1月29日土曜日

漢方de元気!Vol.25

五臓でトラブルを考える その2

心の働き

循環器系、中枢神経系、自律神経系を含む働き。

主に、心臓、大脳などの活動を維持する。

特徴的な症状・・・

*のぼせがあり、頬の赤みが強い。
*動悸や息切れがしたり、呼吸が速くなる。
*不眠の傾向があり、夢を多く見る。物忘れが多い。
*不安感がある。

注意したい病気・・・

動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、高血圧、低血圧、腸炎、十二指腸潰瘍など。


@@@お知らせ@@@

一年ぶりに、日本へ帰ります。
来週、再来週と投稿お休みさせて頂きます。



漢方de元気!Vol.25最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回発信は、2月19日(土)となります。

2011年1月22日土曜日

漢方de元気!Vol.24

五臓でトラブルを考える

漢方では、「五臓」という考え方でも、症状を捉えます。

肝の働き

自律神経系、中枢神経系、運動神経系、視覚神経系
を含む働き。
肝機能など各臓器の働きを調節し、血液の貯蔵や血量
を調整する。
ストレスの影響を受けやすい。

特徴的な症状・・・

*イライラして怒りやすい。
*口が苦いような感じがする。
*筋肉が引きつる感じがする。
*目の疲れ、目の痛み、視力低下。
*爪がでこぼこしたり、筋が入る。もろくなる。

注意したい病気・・・

肝臓や胆のうの疾患、神経症や自立神経失調症
筋肉痛や筋けいれん、じんましん・水虫・ヘルペスなど。

漢方de元気!Vol.24最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回発信は、1月29日(土)です。

2011年1月15日土曜日

漢方de元気!Vol.23

複合型タイプ

「気・血・水」の働きは、それあおれた害に関係し合っているので、
どこかが乱れると他も影響を受けることがあります。
これを「複合型タイプ」といい、ストレスの多い現代人によく見られる
状態です。
これまでのタイプ別体質改善養生法を参考に、日常生活を見直して、
バランスを正すようにしましょう。

血と気の乱れ・・・ストレスの多い生活をしている人

ストレスを受けると「気」の巡りが悪くなり、不安やイライラが募ります。
「気」の乱れは、自律神経系の機能を低下させるので、ホルモン分泌
のトラブルを起こしやすく、月経不順や月経痛、PMSなどを引き起こし
やすくなります。

血と水の乱れ・・・冷え性の人に多いタイプ

体内に余分にある「水」が冷えを生み、「水」が滞ると血行が悪くなり、
冷えが進みます。この悪循環により、足腰が冷えて、むくみや月経痛
などを起こしやすくなります。冷えは血行をますます悪くし、「お血」を
慢性化させてしまいます。

気と水の乱れ・・・くよくよ思い悩む人

「気」の巡りが悪く、食べたものが栄養にならず、パワー不足に。
そうすると、「水」の代謝が滞り、冷えやむくみの症状が表れます。
漢方では、体内の「水」をコントロールするのが「腎」の役割です。
「腎」の役割が低下すると、むくみのほか、疲労を感じたり無気力な
状態になったりします。

気と血と水の乱れ・・・様々な要因が重なって起こる症状

どれもが複雑に絡み合っているため、表れる不調も様々。
精神的なストレスから来ていることが多いので、日常生活をしっかりと
見直しましょう。その上で、栄養のバランスのよい食事、睡眠、適度の
運動を少しずつでも、実践していくことです。

漢方de元気!Vol.23 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回発信は、1月22日(土)です。

2011年1月9日日曜日

漢方de元気!Vol.22

水滞タイプ 「水」の流れが滞っている。

状態・・・
体内の「水」が過剰なことから、むくみが生じている状態です。
水分の処理がうまく作用せず、体の中にたまり滞っているため、むくみ
や冷え、関節痛、めまいや耳鳴りなどが起こりやすくなります。
また、ビールや清涼飲料水など冷たい飲み物の取りすぎ、辛いものや
味の濃い食品の食べすぎも、水分を取りすぎる結果になるので、気を
つけましょう。湿度が高い梅雨時期などは特に不調が表れます。

ライフスタイル・・・雨の日や湿度の高い日に体調を崩しやすいので、
衣類や寝具など、日常生活を工夫することが大切です。また、体に
水分が溜まっているため、冷えやすくなります。特に腰や足は冷やさ
無いように工夫しましょう。

食べ物・・・利水効果が高く、水分代謝を整える、冬瓜やきゅうりなどを
積極的に取り入れましょう。また、胃腸の働きを助けるのが、小豆や
豆腐、豆乳などの豆類。豆は食物繊維が豊富で、利尿作用や消化
吸収、排泄を促します。温かい料理にして、少しずつ食べること。
また、水分(果実やお酒なども)の取り過ぎに注意しましょう。

運動・・・30分以上の有酸素運動で発汗を促しましょう。とにかく
体に溜まった余分な水分をスポーツや入浴でじんわりと汗に変えて
いくことです。

漢方de元気!Vol.22 最後までお読み頂き、ありがとうございました。

次回発信は、1月15日(土)です。

2011年1月1日土曜日

漢方de元気!Vol.21

お血タイプ 「血」の流れが滞っている。

状態・・・女性が抱える悩みの多くに関係している「お血」。
血液やホルモンを含めた「血」の流れが悪くなり、体の各所
で滞っている状態です。ストレスや生活習慣、食生活の乱れ、
運動不足などによって引き起こされ、冷えを伴って、「血」の
巡りはますます悪くなります。
肌のくすみやざらつき、月経痛やPMS(月経前症候群)、
手足、腰の冷え、のぼせ、プチ更年期などの症状が起こり
やすくなります。

ライフスタイル・・・冷えが大敵です!血行をよくするために
ゆっくり湯船に浸かったり、体を動かすなど、一日の冷えを
翌日に残さないようにしましょう。ストレス、過労にも注意
してください。月経前と月経中は特に、心身ともにリラックス
して過ごしましょう。

食べ物・・・アイスクリームなど、体を冷やす食材を毎日食べ
続けるのはNGです。できるだけ、体を温める生姜やにんにく、
ラッキョウ、梅干、酢の物など、「血」の巡りを良くする食べ物
を取り入れましょう。 又、玉ねぎなど、血液サラサラ食材も
積極的に取り入れましょう。

運動・・・適度な運動を取り入れる事は、血行促進のために
必要です。骨盤回しや足腰を中心にしたストレッチ、軽い
ジョギングを行いましょう。

漢方de元気!Vol.21 最後まで、お読み頂きありがとう
ございました。

次回発信は、1月8日(土)です。

新年快楽!

新年あけましておめでとうございます。

皆様にとりまして、2011年が充実した一年となりますように!

久しぶりの投稿になってしまい、すみません・・・

今週から、再スタートさせて頂きます。
どうぞご覧くださいね。

宜しくお願いします。